2008年7月活動記録
2008年 06月 29日
<7月29日(火)>桜の森150 エドヒガン救出・子エドヒガン周辺草取り・薪割り・他
8時30分~13時
前回の活動日、25日に「もしや!?」と気付きました。やはり、そうでした!
水口さん!ありがとうございます!
今日、メンバーに確認しました。私達がやったことではないと判明しました。 エドヒガンの苗床にお借りした畑の草が奇麗に刈取ってありました。感謝!感激!であります。
それだけではありません。
これは、何というものでしょうか?
私達の方から電気柵を安全に自在に出入り出来るように、特別に金具を付けて下さっています。
これ程の支援を頂き、しっかり頑張らねばと会員一同、気を引き締めております。
重ねて、お礼申し上げます。
昨日の激しい雨のため、今日もしっかり濡れており、各委員の判断で、それぞれ作業をすることにしました。
私は6月10日の調査で最も大きいとされたエドヒガンが今も、そのままになっていることが気になっていました。4人で分け入ることにしました。作業道2号線から3号線への曲がり角から南へ20mほどの所です。まず、道を開きました。
全身に蔓が絡み付いています。調査の時点で一応切ってはあります。(拡大します)
漫画に出てきそうな妖怪に搦め捕られそうな状態です。
取敢えず、周辺のヒサカキ、笹を処理します。かなりの急斜面で足元が安定しません。
途中から雷の音とともに降り始めた雨が本降りになり、びしょ濡れ、引き揚げです。
30分も休憩したでしょうか、今日は駄目かと思っていると止んで再開。
随分、周りが明るく見通せるようになりました。
蔓は枯れ落ちるのを待つしかありません。来年の今頃まではかかるでしょう。
この樹には名前をつけたいですね。何方か考えて下さい。
下では、今年4月に芽生えたばかりのエドヒガン。昨日今日の雨でホットしているようです。
周りの競争相手も刈り取ってもらって・・。
ゴーヤも生き生きしています。
キャンプ場に納める薪も出来たようです。
森林整備グループは刈り払い機の目立てをし、満を持しているようです。
今日は『ヌシ』(にしますか?今日のエドガン・・)に掛かりきりで、報道カメラマン失格です。
<7月28日(月)> 26日(土)開催:『森と湖のまつり』(三田市青野ダム)報告
県民局から、パネル出展を依頼された『森と湖のまつり』の展示状況の報告を頂きました。
写真掲載させて頂きます。
“三田里山どんぐりくらぶ”と“桜守の会”との3団体の出展だったようです。
コメント: 一昨日(7/26)の「森と湖のまつり(三田市青野ダム)」は600人程の来場者が
ありました。
実際に炭をさわられ、菊炭というのを理解される方もおり、パネルだけでなく炭も
展示することはとても良いことだと思いました。
<7月25日(金)>桜の森149 散策道拓き・炭切・エドヒガン苗床つくり・薪割り
8時30分~14時
毎回、その日のうちに活動報告をすると決め守っています。そのアップするまでの手順に興味をお持ちの方があるでしょか・・?
誰も興味を持たなくとも、今日はそれから書くと決め、パソコンに向かいました。
今日の例で言いますと、帰宅後、先ずシャワーを浴びます。今日は全然作業をしていないのに、全身汗びっしょりは何時もと同じです。
帰りに缶ビールを買ってきました。家では焼酎でビールは飲みません。ですから、こういうことは滅多にありません。グイッとやりながらテレビをつけます。
番組を見るためではなく、今日撮った写真を見るためです。
ですが、画面では、高校野球の東兵庫大会の決勝、報徳と弘陵戦、それも延長11回戦をやっています。選手もさることながら、大写しになる応援団の汗一杯の必死の顔に釘づけになってしまいました。地方予選とはいいながら決勝戦ともなると見応えがあります。最後まで見てしまいました。こういうことも普段はまず、ありません。
カメラをテレビにつないで、写真を見ていきます。同じようなものは、一番良いのを残し、他は消去します。沢山撮っておいて良いのを選ぶというデジカメの良いところです。頭の片隅で報告のスタイルを考え始めています。多くとも15枚位に絞ろうとします。撮った写真枚数が多い時には、この段階で時間を要します。
次に、パソコンに取り込みます。取り込んだもの1枚1枚に名前を付けます。この辺りからストーリーを考え始めます。名前をつけ終わると、デジカメソフトで写真のトリミングしたり、大きさを決めていきます。この辺りでストーリーは半ば固まります。
ここまでの作業で19時を過ぎる時には中断、夕食にします。勿論、晩酌は欠かしません。
理想は、17時半には文章にかかっていたいところです。
ここからは一気に書いていきます。迷って見ても仕様がないでしょう?
書き終わって、1度読みなおし、即アップし、夕食です。
夕食後、若しくは(ほとんど)翌日、アップしたのを推敲し修正すべきところは修正しています。
ですから、活動日の夜見たのと、翌日以降では変わっていることがあると思います。
今日は二組のお客様がありました。
1人は大学院で“都市再生論”とやらの研究をしている博士の卵。
もう1組は森のインストラクターの同期生とその孫。兵庫県の西端、佐用の自宅を6時に出て、東端、川西まで来てくれました。
将来を背負う二人です。
この子は山に囲まれて生活している小学2年生です。でも、ここで捕まえたヤゴを珍しがっています。
オジイチャンいわく、農薬と圃場整備のせいだそうです。
院生の実家は山も田畑もあるそうです。この二人には故郷で頑張ってほしいなと思いました。
同期のオジイチャンは台風で倒された山の檜のあとに、土台用材として栗を植林したそうです。30年後に託して。
私達は・・・1000年後の名物桜を目指して?
エドヒガンの苗床をつくりました。
前回、移植した10本のうち、下の段の5本の1本は水が滲みだす所を掘り、その土を使って植えました。それは、完全に枯れています。
後の4本は水が滲みだすところを掘り、上段の畑の土をバケツ1杯
ほりこんで植えました。
土壌が専門のMtoさんのアイデアです。見事!元気にしています。
上段の畑の5本は、もちろん元気でした。
左の写真は猛暑を凌がせるための網だそうです。
ランドマークからの北西への散策道も少し前進しました。(拡大します)
<7月15日(火)>桜の森148 散策道拓き・炭切り・エドヒガン苗床つくり・薪搬出
8時30分~14時
ランドマークから北西にルートをとる散策道開拓の第1歩が踏み出されました。(拡大します)タフなルートになると思われますが、来年秋の“森のまつり”には開通させていたいですね。
炭切も急ピッチで進みます。
お茶炭としてセットするのに不足する太さの物が出始めました。
今日は炉用のセットが切られました。
お隣の畑を借用して、エドヒガンの苗床つくりも始めました。
「あそこは水捌けが悪いで~」と
長老が言われた通り
20cmも掘るとじわ~と水が滲み出てきます。
畑が2段になっていて高い部分を掘るとそうでもありません。
試しに、低い方に5本
高い方に5本を植え様子を見ることにしました。
今日の10本を入れて、合計27本を持って来、1本が被害にあい
現在26本です。
枝先を何かに食われたのも元気に多くの葉を出し頑張っています。
Tさんは小屋の暑さ緩和との
1石2鳥を狙ってゴーヤの棚を作りました。
シーズン到来です。キャンプ場から久しぶりに薪の注文が入り、
帰りに全員で搬出準備です。
納品は67束でした。
菊炭友の会にペット?
用水桶に金魚です。
<7月11日(金)>桜の森147 牧の台小学校 第2回体験学習日
8時30分~14時
教頭ならびに担任教師3名に引率され3年生の児童82名が桜の森に到着です。今日参加の保護者は7名。我が方は11名での対応でした。 今日のスケジュール、拡大します。 朝の注意です。虫除けタオル、ダニ対策、スズメバチとマムシ。怖い話だから案外真剣に聞いています。
そんなことないよね。一日大変、良く話が聞け、発言も出来たよ。
このあと、植物にとって太陽の光がとても大切だという話を聞いて、プログラムに入りました。 草刈の方法を絵で説明を聞いています。除草にもやり方があるのが理解できたかな・・
道具は笹刈用に選定バサミ、その他の草用には移植ゴテ、大人には鎌が用意されました。
お母さんは都会育ちの方達ばかりかな~、鎌は敬遠されました。
剪定バサミは小さめの物ですが、両手で使おうとする児童が多かったですね。
ハサミを使う機会は少ないのかな~。
1クラス30分、3クラスが終了する頃には、草に埋もれてしまっていたクヌギが嬉しそうに元気な姿を現しました。
森の観察のプログラムです。
地味ですが、この体験学習のバックボーンです。
植物はどのように生きているのか。動き回れる動物、移動できない植物。移動できなくとも動物と同じ目的を達成している。その方法が私達に驚きと感動を与えます。
その感動をどれだけ子供たちに伝えられるかです。
これが地球環境を守る原動力になると思います。
里山放置林の悪役?蔓の話を聞いています。
植物の世界の生存競争が思ってもいなかったほど凄まじいものだと感じているでしょうか。
<担当者のメモ>
ツルの話の時はツルは枯れていて触ったり、ひっぱったりすると落ちてくるからと言うと
ツルにぶら下がって遊んだりしたら駄目なの?と子どもらしい反応でした。
炭焼窯跡では、何故山の中に窯を造ったのかを、炭の原木と炭の重さの比較で教わっています。
<感想メモ>
炭焼き窯の前で原木と炭の重さを実際に持ってみたのは良かったと思います。
児童お待ちかねの昆虫観察のプログラムです。残念ながら、今日はまだ早すぎたようで、朝のうち見回りましたが全くいません。
去年はセミの羽化も始まっていましたが、今年はまだです。
でも、クワガタが居た! さすが!凄い人気です。後ろの子が「見えないよ~」と泣き声を出すほどです。
「君たちはすごくラッキーだよ」言ってはみましたが、子供たちには分らなかったかもしれません・・・
彼らにとっては、カブトやクワガタが1番でしょうから・・・
やはり、この山には神様が居るんだ~と思うようなことが起こりました。
雌ではあるけれども、私達がこの2年間、会いたくて会えなかったも
のに会えました。
クワガタやカブトの代りに数倍値打のあるものを派遣してくれました。
<担当者の反省>
自分自身がオオムラサキに興奮してしまい、コクワガタやノコギリクワガタと子供の出会いの場面を写真に撮れなかったこと、種類の分らないカミキリムシの写真を撮り損なったので帰宅後も同定できなかったことが残念!
子供は、やはりクワガタが1番!
<今後の課題>
記録担当の設定
桜の森での全てのプログラムを予定通りの時間で終了し、昼食場所の公民館へと向かう途上です。
樹齢何100年かではないでしょうか、風格豊かな台場クヌギです。
さらに、台場クヌギが並木のように続く所に樹齢8年位のクヌギ林があります。
お茶炭としての菊炭の原木には持って来いの太さです。
公民館で昼食後、児童は名残惜しそうに私達と別れてバスで学校へ帰って行きました。
第3回の体験学習は10月14日の予定です。
<スタッフの感想>
2度目ということもあって、子どもたちの関心が高かったように思いました。
話も良く聞いていて、興味を持ってくれているのが良く解りました。
もっといろいろな話を一緒にしたいと短い時間を残念に思えました。
次回にまた会えるのが本当に楽しみです。
<7月10日(木)>朝日新聞朝刊・阪神版
『桜の森・エドヒガン』が紹介されました。(クリックでチョッピリ拡大します)
<7月6日(日)>桜の森146 切炭セット、下草刈り、薪割り機試験
8時30分~14時
日曜日の参加者が増えません。今日も6名。そして入会検討の見学者Ysiさん、入会と決まりました。久し振りに会員平均年齢を下げる現役生の加入です。
例によって、見学者にも作業を手伝ってもらいました。
切ってあった炭をセットにし、納品出来るように箱詰します。
風炉用8kgと10kgの二箱の準備完了です。
炭のセット化に先立ち午前中前半は植樹用地の下草刈りを3名が実施、強い日差しの中でさすがにグロッキー、休憩時に2年前の8月1日の思い出話が出るほどでした。
新兵器導入、足踏み式薪割り機です。
原動機付き薪割り機で割った物をさらに小割りにする時に使用しようとの目論見です。
斧と比較して、安全性は優れていますが・・・。
お隣の長老Mさんちの遊休畑です。畑の消毒作業に来ておられたMさんと「守るだけでの~て増やすのはええな~」ということでエドヒガンの苗床用として貸して下さることになりました。
苗を移植するタイミングが難しいですね。
対横浜戦、3点ビハインドの9回表1点差に追い上げ、金本が逆転2ランを放ったところを
ラジオのアナウンサーが絶叫をあげて放送しています。
“クヌギに集まる昆虫”報告
ながら・・ではいけませんね。肝心の報告が抜けていました。
7月1日に、バナナ、ゼリー、砂糖焼酎など豪勢な御馳走を揃え迎える体制を整えました。
今朝一番に見て回ってガックリ!カンブン1匹だけ。
まだ早すぎるのでしょうか・・?
確かに、去年は13日でした。カナブンはもちろん、カブト、クワガタ、おまけにスズメバチも
来ていたのは。 11日は一転、千客万来になって欲しいですね。
<7月1日(火)>桜の森145 下草刈り、エドヒガン仮植え、炭整理、11日準備
8時30分~13時
桜の森にはクマノミズキが沢山あり、今花が満開のようです。
夏時間での最初の日。時間配分に身体が慣れていず、疲れた~感が強いですね。
10時半頃にしっかり休憩をとったほうが良さそうです。
エドヒガンが我が家の庭で発芽を始めて未だ3ヶ月ですが、既に背丈が50cmを超えているものが50本を超えました。クヌギをドングリから育てた時と比較し、成長速度の早いのに驚いています。
3ヶ月にして2年目のクヌギの背丈を超える勢いです。
クヌギの成木の樹高が15m位であるのに対しエドヒガンは30m近くなるようですから、最終の樹高に似合う速度で成長するということなんでしょうか・・・。
何れにしろ、クヌギを育てた感覚でいたものですから、これではビニールポットも小さ過ぎるし、何よりも60本もの発育旺盛な大木の子供を養うには我大庭園では対応出来かねるという恐怖感に襲われ、早く山に移す気になりました。
と言っても、生まれたての赤ん坊だしという親心も沢山あります。
少しづつ様子を見ながらの移植です。
先月14日に5本。これはポットから出し、本植え。今日は9本をポットのまま、苗床を作り仮植え。1本をゲート傍に本植えしました。
MtoさんとGtoさんが苦労しながら苗床を作り移植してくれました。
里親としては「なんとか生きてけよ~」と祈る思いです。
第1陣で先月来た5本はどうなったか?
左の写真のを代表に3本は元気です。1本は人災でOUT。草刈り時に巻き添えになったよう
です。右の写真のは?? 先端を何かに食われた?全ての枝の先端が食われています。
鹿??にしてはこれだけ??周りに新葉をつけたクヌギが沢山あるのに・・・??です。
下草刈りのグループです。
背丈3mもあった笹の海は毎年刈り続けないと、すぐに勢力を盛り返して来ます。
5年間続ければ何とかなるらしいですが・・。
ランドマークツリーは今年も特別待遇です。
意地でも、名物桜に育って貰わないと周りの樹に申し訳ないですね。
Oさんは炭置場の整理です。
11日に予定している牧小の第2回目の里山体験学習。
児童が一番喜ぶプログラムは“樹液に集まる昆虫観察”でしょう。
昆虫が沢山出てきて欲しいと、これまた祈る気持ちで仕掛けをして回りました。
8時30分~13時
前回の活動日、25日に「もしや!?」と気付きました。やはり、そうでした!
水口さん!ありがとうございます!
今日、メンバーに確認しました。私達がやったことではないと判明しました。
それだけではありません。
これは、何というものでしょうか?
私達の方から電気柵を安全に自在に出入り出来るように、特別に金具を付けて下さっています。
これ程の支援を頂き、しっかり頑張らねばと会員一同、気を引き締めております。
重ねて、お礼申し上げます。
昨日の激しい雨のため、今日もしっかり濡れており、各委員の判断で、それぞれ作業をすることにしました。
私は6月10日の調査で最も大きいとされたエドヒガンが今も、そのままになっていることが気になっていました。4人で分け入ることにしました。作業道2号線から3号線への曲がり角から南へ20mほどの所です。まず、道を開きました。
漫画に出てきそうな妖怪に搦め捕られそうな状態です。
取敢えず、周辺のヒサカキ、笹を処理します。かなりの急斜面で足元が安定しません。
30分も休憩したでしょうか、今日は駄目かと思っていると止んで再開。
随分、周りが明るく見通せるようになりました。
蔓は枯れ落ちるのを待つしかありません。来年の今頃まではかかるでしょう。
この樹には名前をつけたいですね。何方か考えて下さい。
下では、今年4月に芽生えたばかりのエドヒガン。昨日今日の雨でホットしているようです。
周りの競争相手も刈り取ってもらって・・。
キャンプ場に納める薪も出来たようです。
森林整備グループは刈り払い機の目立てをし、満を持しているようです。
今日は『ヌシ』(にしますか?今日のエドガン・・)に掛かりきりで、報道カメラマン失格です。
<7月28日(月)> 26日(土)開催:『森と湖のまつり』(三田市青野ダム)報告
県民局から、パネル出展を依頼された『森と湖のまつり』の展示状況の報告を頂きました。
写真掲載させて頂きます。
“三田里山どんぐりくらぶ”と“桜守の会”との3団体の出展だったようです。
コメント: 一昨日(7/26)の「森と湖のまつり(三田市青野ダム)」は600人程の来場者が
ありました。
実際に炭をさわられ、菊炭というのを理解される方もおり、パネルだけでなく炭も
展示することはとても良いことだと思いました。
<7月25日(金)>桜の森149 散策道拓き・炭切・エドヒガン苗床つくり・薪割り
8時30分~14時
毎回、その日のうちに活動報告をすると決め守っています。そのアップするまでの手順に興味をお持ちの方があるでしょか・・?
誰も興味を持たなくとも、今日はそれから書くと決め、パソコンに向かいました。
今日の例で言いますと、帰宅後、先ずシャワーを浴びます。今日は全然作業をしていないのに、全身汗びっしょりは何時もと同じです。
帰りに缶ビールを買ってきました。家では焼酎でビールは飲みません。ですから、こういうことは滅多にありません。グイッとやりながらテレビをつけます。
番組を見るためではなく、今日撮った写真を見るためです。
ですが、画面では、高校野球の東兵庫大会の決勝、報徳と弘陵戦、それも延長11回戦をやっています。選手もさることながら、大写しになる応援団の汗一杯の必死の顔に釘づけになってしまいました。地方予選とはいいながら決勝戦ともなると見応えがあります。最後まで見てしまいました。こういうことも普段はまず、ありません。
カメラをテレビにつないで、写真を見ていきます。同じようなものは、一番良いのを残し、他は消去します。沢山撮っておいて良いのを選ぶというデジカメの良いところです。頭の片隅で報告のスタイルを考え始めています。多くとも15枚位に絞ろうとします。撮った写真枚数が多い時には、この段階で時間を要します。
次に、パソコンに取り込みます。取り込んだもの1枚1枚に名前を付けます。この辺りからストーリーを考え始めます。名前をつけ終わると、デジカメソフトで写真のトリミングしたり、大きさを決めていきます。この辺りでストーリーは半ば固まります。
ここまでの作業で19時を過ぎる時には中断、夕食にします。勿論、晩酌は欠かしません。
理想は、17時半には文章にかかっていたいところです。
ここからは一気に書いていきます。迷って見ても仕様がないでしょう?
書き終わって、1度読みなおし、即アップし、夕食です。
夕食後、若しくは(ほとんど)翌日、アップしたのを推敲し修正すべきところは修正しています。
ですから、活動日の夜見たのと、翌日以降では変わっていることがあると思います。
今日は二組のお客様がありました。
1人は大学院で“都市再生論”とやらの研究をしている博士の卵。
もう1組は森のインストラクターの同期生とその孫。兵庫県の西端、佐用の自宅を6時に出て、東端、川西まで来てくれました。
将来を背負う二人です。
この子は山に囲まれて生活している小学2年生です。でも、ここで捕まえたヤゴを珍しがっています。
オジイチャンいわく、農薬と圃場整備のせいだそうです。
院生の実家は山も田畑もあるそうです。この二人には故郷で頑張ってほしいなと思いました。
同期のオジイチャンは台風で倒された山の檜のあとに、土台用材として栗を植林したそうです。30年後に託して。
私達は・・・1000年後の名物桜を目指して?
エドヒガンの苗床をつくりました。
前回、移植した10本のうち、下の段の5本の1本は水が滲みだす所を掘り、その土を使って植えました。それは、完全に枯れています。
後の4本は水が滲みだすところを掘り、上段の畑の土をバケツ1杯
ほりこんで植えました。
土壌が専門のMtoさんのアイデアです。見事!元気にしています。
上段の畑の5本は、もちろん元気でした。
左の写真は猛暑を凌がせるための網だそうです。
ランドマークからの北西への散策道も少し前進しました。(拡大します)
<7月15日(火)>桜の森148 散策道拓き・炭切り・エドヒガン苗床つくり・薪搬出
8時30分~14時
ランドマークから北西にルートをとる散策道開拓の第1歩が踏み出されました。(拡大します)タフなルートになると思われますが、来年秋の“森のまつり”には開通させていたいですね。
炭切も急ピッチで進みます。
お茶炭としてセットするのに不足する太さの物が出始めました。
今日は炉用のセットが切られました。
お隣の畑を借用して、エドヒガンの苗床つくりも始めました。
「あそこは水捌けが悪いで~」と
長老が言われた通り
20cmも掘るとじわ~と水が滲み出てきます。
畑が2段になっていて高い部分を掘るとそうでもありません。
試しに、低い方に5本
高い方に5本を植え様子を見ることにしました。
今日の10本を入れて、合計27本を持って来、1本が被害にあい
現在26本です。
枝先を何かに食われたのも元気に多くの葉を出し頑張っています。
Tさんは小屋の暑さ緩和との
1石2鳥を狙ってゴーヤの棚を作りました。
シーズン到来です。キャンプ場から久しぶりに薪の注文が入り、
帰りに全員で搬出準備です。
納品は67束でした。
菊炭友の会にペット?
用水桶に金魚です。
<7月11日(金)>桜の森147 牧の台小学校 第2回体験学習日
8時30分~14時
教頭ならびに担任教師3名に引率され3年生の児童82名が桜の森に到着です。今日参加の保護者は7名。我が方は11名での対応でした。
そんなことないよね。一日大変、良く話が聞け、発言も出来たよ。
このあと、植物にとって太陽の光がとても大切だという話を聞いて、プログラムに入りました。
道具は笹刈用に選定バサミ、その他の草用には移植ゴテ、大人には鎌が用意されました。
お母さんは都会育ちの方達ばかりかな~、鎌は敬遠されました。
剪定バサミは小さめの物ですが、両手で使おうとする児童が多かったですね。
ハサミを使う機会は少ないのかな~。
森の観察のプログラムです。
地味ですが、この体験学習のバックボーンです。
植物はどのように生きているのか。動き回れる動物、移動できない植物。移動できなくとも動物と同じ目的を達成している。その方法が私達に驚きと感動を与えます。
その感動をどれだけ子供たちに伝えられるかです。
これが地球環境を守る原動力になると思います。
里山放置林の悪役?蔓の話を聞いています。
植物の世界の生存競争が思ってもいなかったほど凄まじいものだと感じているでしょうか。
<担当者のメモ>
ツルの話の時はツルは枯れていて触ったり、ひっぱったりすると落ちてくるからと言うと
ツルにぶら下がって遊んだりしたら駄目なの?と子どもらしい反応でした。
炭焼窯跡では、何故山の中に窯を造ったのかを、炭の原木と炭の重さの比較で教わっています。
<感想メモ>
炭焼き窯の前で原木と炭の重さを実際に持ってみたのは良かったと思います。
児童お待ちかねの昆虫観察のプログラムです。残念ながら、今日はまだ早すぎたようで、朝のうち見回りましたが全くいません。
去年はセミの羽化も始まっていましたが、今年はまだです。
でも、クワガタが居た! さすが!凄い人気です。後ろの子が「見えないよ~」と泣き声を出すほどです。
「君たちはすごくラッキーだよ」言ってはみましたが、子供たちには分らなかったかもしれません・・・
彼らにとっては、カブトやクワガタが1番でしょうから・・・
やはり、この山には神様が居るんだ~と思うようなことが起こりました。
雌ではあるけれども、私達がこの2年間、会いたくて会えなかったも
のに会えました。
クワガタやカブトの代りに数倍値打のあるものを派遣してくれました。
<担当者の反省>
自分自身がオオムラサキに興奮してしまい、コクワガタやノコギリクワガタと子供の出会いの場面を写真に撮れなかったこと、種類の分らないカミキリムシの写真を撮り損なったので帰宅後も同定できなかったことが残念!
子供は、やはりクワガタが1番!
<今後の課題>
記録担当の設定
桜の森での全てのプログラムを予定通りの時間で終了し、昼食場所の公民館へと向かう途上です。
樹齢何100年かではないでしょうか、風格豊かな台場クヌギです。
さらに、台場クヌギが並木のように続く所に樹齢8年位のクヌギ林があります。
お茶炭としての菊炭の原木には持って来いの太さです。
第3回の体験学習は10月14日の予定です。
<スタッフの感想>
2度目ということもあって、子どもたちの関心が高かったように思いました。
話も良く聞いていて、興味を持ってくれているのが良く解りました。
もっといろいろな話を一緒にしたいと短い時間を残念に思えました。
次回にまた会えるのが本当に楽しみです。
<7月10日(木)>朝日新聞朝刊・阪神版
『桜の森・エドヒガン』が紹介されました。(クリックでチョッピリ拡大します)
<7月6日(日)>桜の森146 切炭セット、下草刈り、薪割り機試験
8時30分~14時
日曜日の参加者が増えません。今日も6名。そして入会検討の見学者Ysiさん、入会と決まりました。久し振りに会員平均年齢を下げる現役生の加入です。
例によって、見学者にも作業を手伝ってもらいました。
切ってあった炭をセットにし、納品出来るように箱詰します。
風炉用8kgと10kgの二箱の準備完了です。
炭のセット化に先立ち午前中前半は植樹用地の下草刈りを3名が実施、強い日差しの中でさすがにグロッキー、休憩時に2年前の8月1日の思い出話が出るほどでした。
新兵器導入、足踏み式薪割り機です。
原動機付き薪割り機で割った物をさらに小割りにする時に使用しようとの目論見です。
斧と比較して、安全性は優れていますが・・・。
お隣の長老Mさんちの遊休畑です。畑の消毒作業に来ておられたMさんと「守るだけでの~て増やすのはええな~」ということでエドヒガンの苗床用として貸して下さることになりました。
苗を移植するタイミングが難しいですね。
対横浜戦、3点ビハインドの9回表1点差に追い上げ、金本が逆転2ランを放ったところを
ラジオのアナウンサーが絶叫をあげて放送しています。
“クヌギに集まる昆虫”報告
ながら・・ではいけませんね。肝心の報告が抜けていました。
7月1日に、バナナ、ゼリー、砂糖焼酎など豪勢な御馳走を揃え迎える体制を整えました。
今朝一番に見て回ってガックリ!カンブン1匹だけ。
まだ早すぎるのでしょうか・・?
確かに、去年は13日でした。カナブンはもちろん、カブト、クワガタ、おまけにスズメバチも
来ていたのは。 11日は一転、千客万来になって欲しいですね。
<7月1日(火)>桜の森145 下草刈り、エドヒガン仮植え、炭整理、11日準備
8時30分~13時
夏時間での最初の日。時間配分に身体が慣れていず、疲れた~感が強いですね。
10時半頃にしっかり休憩をとったほうが良さそうです。
エドヒガンが我が家の庭で発芽を始めて未だ3ヶ月ですが、既に背丈が50cmを超えているものが50本を超えました。クヌギをドングリから育てた時と比較し、成長速度の早いのに驚いています。
3ヶ月にして2年目のクヌギの背丈を超える勢いです。
クヌギの成木の樹高が15m位であるのに対しエドヒガンは30m近くなるようですから、最終の樹高に似合う速度で成長するということなんでしょうか・・・。
何れにしろ、クヌギを育てた感覚でいたものですから、これではビニールポットも小さ過ぎるし、何よりも60本もの発育旺盛な大木の子供を養うには我大庭園では対応出来かねるという恐怖感に襲われ、早く山に移す気になりました。
と言っても、生まれたての赤ん坊だしという親心も沢山あります。
少しづつ様子を見ながらの移植です。
先月14日に5本。これはポットから出し、本植え。今日は9本をポットのまま、苗床を作り仮植え。1本をゲート傍に本植えしました。
MtoさんとGtoさんが苦労しながら苗床を作り移植してくれました。
里親としては「なんとか生きてけよ~」と祈る思いです。
第1陣で先月来た5本はどうなったか?
左の写真のを代表に3本は元気です。1本は人災でOUT。草刈り時に巻き添えになったよう
です。右の写真のは?? 先端を何かに食われた?全ての枝の先端が食われています。
鹿??にしてはこれだけ??周りに新葉をつけたクヌギが沢山あるのに・・・??です。
下草刈りのグループです。
背丈3mもあった笹の海は毎年刈り続けないと、すぐに勢力を盛り返して来ます。
5年間続ければ何とかなるらしいですが・・。
ランドマークツリーは今年も特別待遇です。
意地でも、名物桜に育って貰わないと周りの樹に申し訳ないですね。
Oさんは炭置場の整理です。
11日に予定している牧小の第2回目の里山体験学習。
児童が一番喜ぶプログラムは“樹液に集まる昆虫観察”でしょう。
昆虫が沢山出てきて欲しいと、これまた祈る気持ちで仕掛けをして回りました。
by cn1398 | 2008-06-29 15:09